

女子高生・白木陽芽には夢がある。
それは億万⻑者と結婚して
⽟の輿に乗ること。
そのために陽芽は演技を駆使して
誰からも愛されるように振る舞っていた。
しかしある日、不注意によって
カフェの店⻑・舞に怪我をさせてしまい、
代わりに陽芽は
「リーベ女学園」という名の
コンセプトカフェの店員になることに。
そこはお嬢様学校の学⽣に扮した
店員同⼠が、
姉妹となり清らかに美しく
給仕をするサロンだった。
陽芽はそこで⼀⼈の女生徒・美月を
「お姉さま」と呼んでしまい……


億万長者と結婚し玉の輿に乗ることを夢見て、常に誰からも愛される自分「演技」を駆使して振舞ってきた。
些細な不注意から「カフェ・リーベ女学園」で働くことになる。そこで一人の女生徒・美月を「お姉さま」と呼んでしまい…。

カフェ・リーベ女学園における陽芽の先輩。陽芽から「お姉さま」と呼ばれたことをきっかけに、彼女と姉妹の契りを結ぶ。
カフェでは陽芽に優しく接するが、それ以外では彼女に刺々しく当たる。
実は陽芽と縁があるようで…!?

陽芽のクラスメイト。彼女が自分に隠れてカフェで働いていることを不審に思いリーベ女学園を訪れ、陽芽を追いかける形で⼀緒に働くこととなった。
陽芽の普段の振る舞いが演技であることを知る、数少ない人物。

リーベ女学園における陽芽や美月らの先輩。カフェでは一番の先輩としてふるまっているが、本来の姿はギャル。
いつも⼀歩引いた目線で全体をよく見ている。

リーベ女学園の店長。陽芽とぶつかり怪我を負うが、この穴埋めとして彼女をリーベ女学園に誘う。



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架空のお嬢様学校をイメージしたコンセプトカフェ。
店内はリーベ女学園のサロンという設定であり、店員は学園生として訪れた客に給仕を行う。 -
(独)Schwester 姉妹の意。
学園の上級生と下級生の間に生まれるとりわけ親しく特別な関係。
シュヴェスターとなった者はお互い姉妹のように振る舞い、支えあっていく。 -
⼗字架を模したネックレス。おそろいのクロイツを交換することで姉妹の契りが成立する。
シュヴェスターとなった者はその証としてクロイツを身に付ける。

私の百合はお仕事です![1巻]
著:未幡